今日、8月6日は広島に原子爆弾が落とされた日、
広島出身のわたしにとっては特別な日です。
うちのおばあちゃんは、その日、広島にいました。
幸運なことに原爆を生き抜き、今も元気です。
広島の学校では毎年夏になると
平和学習が盛んで、いろいろ教わってきました。
でももう「十分知っている」から
原爆の話やそれにまつわることを避けて来たところがあるかな、
と最近思います。
わたしは何を知っていて、何を子どもに話せるんだろう。
自分が子どもを持ってから、戦争について
爆弾を落とされること、落とすことについて
そして平和について、考えさせられます。
子どもと戦争を経験しなければならなかったら
どんな思いで、どんな生活をしていたんだろう。
爆弾の中、子どもを守れなかったら???
ぐるぐるぐるぐる
いろいろ考えてしまいます。
原爆のことを考えるのに
是非読んでほしい本を最後に一冊紹介します。
こうの史代さんの「夕凪の街 桜の国」です。
今までのいわゆる「原爆もの」とはひと味もふた味も違う
しみじみとした素晴らしい作品です。
わたしはあまりの衝撃と感動に、何冊も買って知り合いに配りました。
ああ、こんなつたない説明より是非手に取って読んでください。
お店にも置いてあります。
お久しぶりです!
返信削除この本、私も主人の紹介で読みましたよー。
原爆投下は悲劇と知りつつ、
その悲劇にフォーカスを当てている作品は、
正直読むのがキツイと感じていましたが、
この作品は、確かに確かに
静かな共感(原爆反対!戦争反対!)を覚えました。
またお店にも行きますー
また来てくださいー。
返信削除こうの史代さんはすんごい漫画家です。
本当に尊敬しちょります。
新しく出た「この世界の片隅に」(上/中/下)
も大推薦です。